山梨考古資料館
予定では、土偶が1000体以上出土した釈迦堂遺跡および縄文館に行く予定だったけど、ここは、火曜が休館日。やむなく近いので明日戻ることにして、山梨考古資料館へ。
流石に台風接近で、地方の博物館ということか、客は僕らだけ。ゆっくり写真を撮りながら見て回った。縄文中期の一ノ沢遺跡の土器がズラリ!大きくは勝坂井戸尻式土器。
どれも息を飲む素晴らしい作り。もはや芸術品。重要文化財に指定されているものとされていないものを比べても全く区別がつかないほど、全ての土器の完成度が高い。一部がぐんと持ち上がった口縁部。しかも均衡のとれた左右非対称の絶妙なデザイン。生き物や人を模した見ていて心踊る流線的な文様。これ、煮炊きに使うの?と思うけど、実際におかげなど炭化物が内部に付いているし、外も炭が付いている。だから、煮炊き用。芸術品で煮炊き!おそるべし縄文人!