iwapenの日記

60歳にして考古学を学びに大学に入りました。また、社会や政治についても思いの丈を発信してます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ対策の目的は、人権保障。

こういう社会の底辺で生きている人たちの暮らしがどうなっているか、そこにも想像力を働かせよう。単に、自宅で待機とか、テレワークとか、営業自粛とか、世の中、そんなことができる人ばかりではない。こういう人たちに、きちんと検査をし、医療的ケアを届…

WHO勧告を拒否して、感染爆発を招いた国とは。

テドロスWHO事務局長は、「われわれは全世界に、包括的な公衆衛生対策を実施するよう勧告し、(感染者の)発見、検査、隔離、接触者の追跡を呼び掛けた」と言明。「これに従った国の状況は他の国より良い。これは事実だ。(WHOの忠告を)拒否するか受け入れ…

テレワークと格差・差別

現在、政府や行政は、当たり前のようにテレワークの実施を呼びかけている。たしかに、情報化が進んだ社会では、文書や数値の操作などが業務として多数成り立っているのも事実。しかし、少し考えれば分かるように、業務場所から離れてできる仕事は、それ自体…

救える命の為に

検査を速やかに受けられなかった為に失われた命。しかも、それは検査の可否を保健所に丸投げし、医師の判断すら受け付けないシステムによる殺人。感染による苦しみの中、相談が殺到する保健所には何度電話しても繋がらない、繋がっても、様子を見てください…

陽性率と死者数

イギリスは、1ヶ月前、コロナ感染者数と死者数で日本と似たような数値を示していた。しかし、その後、爆発的に感染者が増え、56倍に!しかし、これは、イギリスが国民の集団抗体で乗り切るなどと間違った態度をとった為に初動が遅れたからで、そして、逆に感…

コロナ対策はの基本は検査拡大しかない

コロナ感染が全世界を席巻する中、どの国がうまく対応できて、どの国が失敗しているのか、これは興味本位ではなく、コロナの感染爆発が、まだまだ第2波、第3波と来ると考えると(実際SARSは第5波が最大)、出来るだけ今回の感染爆発から教訓を引き出さなければ…

自己責任としてのコロナ「対策」

なぜ、こんなことが起こるのか?政府の姿勢が、個人任せだからだ。つまり、コロナで死ぬか、経済で死ぬかの究極の選択を国民に押し付け、問題を自己責任に転嫁しているからだ。 本来なら、政府がやるべきは、感染対策としては、検査と隔離である。この2つを…

報道のあり方 NHKとモーニングショー

この記事は、是非読むべきだ。長いが最後まで!今、日本の政府の情報開示のあり方、国民への説明のあり方、そしてその報道のあり方が、明らかに歪んでいる。そんな中、歪みの象徴たるNHKと、辛うじて歪みに警鐘を打ち鳴らすモーニングショーとの報道の違いを…

検査判明まで1週間!大都会東京の哀れな検査能力。

韓国は2月当初から日に2万件の検査体制をとり、中国は徹底したロックダウンで、短期に一気にコロナ収束の道筋を作った。それぞれ、コロナ対策の基本とされる検査と隔離がセオリー通りできた結果である。 「検査拡大は不要。クラスター潰しで十分対応可能」と…

ニュージーランドのコロナ対策

ニュージーランドのコロナ対策が、まさに国民一人一人の命と暮らしを守るものになっており、何より、感染実態とその対策の透明性が高く、根拠ある対策に国民の9割以上が納得しているのだ! 《4月上旬、国内の市場調査エージェンシーであるコルマー・ブラント…

3月27日決定、日本の国家予算

史上最大の防衛費5兆3133億円が決定されたのは、本年3月27日のこと。 3月27日 と言えば、世界的には、《各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は日本時間27日午前4時現在で2万3293人となっている。中国で…

PCR検査に見る日本国家の後進性

まだ、検査数を増やすべきだなんてことを、現場の医者や国際的な場で活躍する専門家などが、「説得」しなければならない日々が続きます。世界の先進国で、検査数を制限するなんて国、ゼロですよ! まるで教育界で、1学級20人前後の定数が先進国の常識なのに…

コロナ対策と官僚主義・腐敗政治

元々、ほんの一部の厚労省の医療技官が、今回の対策を立案し推進してきた。つまり、エボラ出血熱のようなサイレントキャリアが殆ど有り得ない、いきなり重症化する感染症を参考に、クラスターを見つけ検査・隔離を徹底すれば十分にコロナの感染爆発は防ぐこ…

日本政府の新型コロナ「対策」と個人の尊厳

日本政府の新型コロナ「対策」と個人の尊厳2020/4/9岩崎孝次 個人の尊厳を視点に 新型コロナウィルスが世界中の人類を宿主とすべく、爆発的な広がりを見せている。人類は、これまでもペストや天然痘やコレラなど、病原菌との闘いを繰り広げてきた。そして、…