iwapenの日記

60歳にして考古学を学びに大学に入りました。また、社会や政治についても思いの丈を発信してます。

コロナ感染死者数は、不正確だった!

これは決定的証拠だ!
これまで日本のコロナ感染死者数が異様に少ないとの指摘が、世界的にも再三ある中、総理自ら、肺炎で亡くなった人は全員検査してるので死者数は正確として、その疑惑を退けてきた。
しかし、今回の法医病理学会のアンケートによって、病院から要請があっても、その過半数は、保健所が検査を断っていたという事実が判明。これで、この少ない死者数でもって何らかの判断を下すことはできないということになった。


加えて、たとえ医師が検査を進めても、少なくない遺族が検査を望まずそのまま無検査で終わっている事例も早くから指摘されている。
遺族にすれば、生前に放置しておいて亡くなってから検査されることに強い不信感があるのと、もし、陽性となれば、家族や親族さらにはその病院まで取調べや検査に駆り出されることを考えると、大切な人を亡くした後、そんな大変なことに拘っていたくないという思いも大きいだろう。
もっと言えば、感染者の遺族として社会的にどう言われるか、葬儀はどうなるかと考えると、はい分かりました、検査よろしくとは言えない。


この死者数は、本当にきちんと調べないと、政治利用されかねない数字で、現に、事あるごとにテレビのコメンテーターや政治家らが、この数字で日本は上手くやっていると言ってきた。

しかし、これまでも一部保健所所員の証言で、生きてる人さえ検査を断ってる中、死体の検査などやる余裕がないという事実も指摘されてきた。
政府は、こんな信頼性の低い数値を根拠に政治判断すべきではない。というか、もし、政府も真剣にこの数値が確実だと言い切れるなら、つまり、世界に比べて50分の1〜120分の1というとんでもなく少ないのが真の実態なら、緊急事態宣言などしなかっただろうし、経済が大きく損壊を受ける自粛要請もしなかっただろう。


とにかく、検査を巡っては、あまりに実態把握からかけ離れており、これが、政府と専門家会議への大きな不信感となっている。信頼回復の為にも、検査の大幅拡大で、感染者数も死者数も実態を捉えた数値に持っていくべきである。

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