iwapenの日記

60歳にして考古学を学びに大学に入りました。また、社会や政治についても思いの丈を発信してます。

ニュージーランドのコロナ対策

ニュージーランドのコロナ対策が、まさに国民一人一人の命と暮らしを守るものになっており、何より、感染実態とその対策の透明性が高く、根拠ある対策に国民の9割以上が納得しているのだ! 《4月上旬、国内の市場調査エージェンシーであるコルマー・ブラント…

3月27日決定、日本の国家予算

史上最大の防衛費5兆3133億円が決定されたのは、本年3月27日のこと。 3月27日 と言えば、世界的には、《各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は日本時間27日午前4時現在で2万3293人となっている。中国で…

PCR検査に見る日本国家の後進性

まだ、検査数を増やすべきだなんてことを、現場の医者や国際的な場で活躍する専門家などが、「説得」しなければならない日々が続きます。世界の先進国で、検査数を制限するなんて国、ゼロですよ! まるで教育界で、1学級20人前後の定数が先進国の常識なのに…

コロナ対策と官僚主義・腐敗政治

元々、ほんの一部の厚労省の医療技官が、今回の対策を立案し推進してきた。つまり、エボラ出血熱のようなサイレントキャリアが殆ど有り得ない、いきなり重症化する感染症を参考に、クラスターを見つけ検査・隔離を徹底すれば十分にコロナの感染爆発は防ぐこ…

日本政府の新型コロナ「対策」と個人の尊厳

日本政府の新型コロナ「対策」と個人の尊厳2020/4/9岩崎孝次 個人の尊厳を視点に 新型コロナウィルスが世界中の人類を宿主とすべく、爆発的な広がりを見せている。人類は、これまでもペストや天然痘やコレラなど、病原菌との闘いを繰り広げてきた。そして、…

年金問題から政治のあり方

年金は、教育と同じく、100年の計たるべきもの。時々の政権によってコロコロ変わるようでは、国民は安心して暮らせない。したがって、年金を政争の具にしてはならない。 ところが、自民・公明政権は、ずっとこの年金を政争の具にしてきた。100年安心などとい…

6月23日、沖縄「慰霊の日」に。

★昨年は、中3の相良倫子さんが、以下のメッセージを力強く語った。しかも、このとき、カメラは安倍晋三を大写しにしていた。安保法制を強行し、米軍との連携は抑止力だとした安倍晋三は、平和の為に軍事力に頼るという前近代的な反憲法的な発想。しかし、中…

新元号と孤独死

新元号発表、新しい「時代」の到来などと完全な誤認報道が喧しい中、こんな記事を見つけた。中身を読めばわかるが、こういう孤独死という身近な寄る辺が無くなった人にこそ、政治が手を差し伸べなくてはならないはず。 なのに、単に名前が変わるだけで、その…

徴兵制という倒錯

徴兵というのは、憲法13条の個人の尊厳、幸福追求権の剥奪です。個人が国家の安全政策の犠牲になるなんて論理をふりかざすのは、現憲法の根本精神を破壊することになります。 現憲法の個人尊厳という根本精神からすれば、徴兵などしなくてよい平和外交を絶対…

発掘現場はホワイト!

大学が春休みですが、考古学の勉強の為に、大学の先生に紹介してもらって発掘現場でバイトしてます。僕は、勉強のためなのでバイト代なんか要らないと言ったのですが、それでは現場には入れませんと言われて、やむなく^_^バイトとして参加してます。もちろん…

イジメの元凶は、「お笑い文化」

元同級生側は法廷で、「嫌がっていると思ったことはない」「エンターテインメントだった」などと、「いじめではない」との主張を繰り返しました。 ➡️これ、加害者の言い訳。しかし、言い訳にも何にもなっていない。 でも、この周りの「受け」狙いこそが、今…

店舗での不適切動画配信について

こうした常識や法規を逸脱した行為の原因は、全て友達や不特定多数の人からの「受け」目的。 さて、「受け」なんて言葉、いつ頃から世間で使うようになったのだろうか?少なくとも、私の幼少時には無かった。 これは、お笑いタレントがテレビを席巻するよう…

改憲論議は個人の幸福追求権から再考すべし!

国の守りって、軍隊でやるもの? 軍隊で「守る」、それは戦争をするということ。戦争になれば、国民生活は、大変な状況になる。多くの命・人生が破壊される。多くの自由が奪われる。一人一人の自由な生き方も制限されていく。戦争に反対などすれば、治安維持…

卒論に向けて 2月8日

土偶の役割を探求する研究史では、瀬口先生が書かれているように、ここ20年近く、いろんな説が出尽くしたことと、どれも決定打に欠けることで、停滞気味ということです。そこに、瀬口先生は、新しい形態的な観察視点と、図像的な観察視点で、新知見を見出し…

レポート本文「縄文土器と日本文化~岡本太郎を介して考える~」

2018/12/28脱稿 レポート本文 「縄文土器と日本文化~岡本太郎を介して考える~」 かつて岡本太郎は、縄文土器を見て「いやったらしい美しさ」と表現し、さらに次のように語った。「いったい、これがわれわれの祖先によって作られたものなのだろうか?これら…

縄文土器と日本文化 〜自由と権力〜

1月末に提出の日本美術史のレポート。一昨日、書き上げました。自分の興味ある視覚から、実際の日本絵画について述べないというような課題。ノルマは2000文字。 色々考えたけど、ちょうど岡本太郎の『日本の伝統』という本に「縄文土器」という一節があった…

攻められたら

攻められたら…という発想が時代遅れ。自衛も含め戦争で殺されるのは国家に強制的に戦場に送られる国民。反対に戦争に至る原因を作った政治家や官僚たちは戦場に行かず死なない。百年前、米国民はこの根本的矛盾を見抜き戦争非合法化しかないと大運動を展開し…

何でもポジティブ?

よく、何でもポジティブに考えて、できた時の成功体験をイメージすることが大切だなどと言われるが、最近の教育論も自己啓発論もこれ一色。 しかし、物事、そんなにポジティブな気持ちで一つで乗り切れるほど簡単なことばかりではない。むしろ、日常生活や仕…

天皇家のウヨクへの反撃?

この問題、皇族が政治に関わるのは憲法違反、という理屈があるようだけど、まず政治に関わるなと言うのは、憲法4条「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。 ○2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に…

改憲の前に対米自立!

こうした一見リベラル派からの改憲案は、根本的に、安倍晋三ら右翼が何を動機に改憲を迫っているのかというリアルな政治の問題を忘却している。確かに、自民党は、党の創設以来、自主憲法を唱えてきた。しかし、現実には安倍晋三までの歴代総理は、護憲をこ…

税金とは。

長らく政権のトップに居ながら、未だに税金というものの基本が分かっていない。こんな政治家、おそらく欧米には存在しないだろう。税は、社会秩序を安定的に保ち、さらには社会の発展を促す為のもの。なぜ、ドイツなどでは大学が無償なのか。それは、優れた…

卒論に向けて

今日は、考古学専攻のゼミで、卒論に向けてのレポートを発表しました。半年前に入学したばかりなのに、もう卒論!でも、3回編入生なので、来年の12月の卒論提出から逆算すると1年と少し。しっかりとした卒論を書くなら、もう準備を始めていかなければならな…

安田さんの解放

3年以上もの間、いつ殺されるかわからない状況で気丈にサバイバルし、今日、解放された。しかし、この間、日本政府は全く何もしていない!テロとの交渉はしないという一言で一人の命を投げ捨ててきたのだ!ではその間、安倍政権は何をしてきたのか?安倍晋三…

沖縄知事選の報道から

今回の沖縄知事選。 負けはしたが、佐喜真候補は若者の多くの支持を得たのに対し、玉城候補は年配者の支持が中心という、二項対立論評が多く見受けられる。 しかし、それは投票数という量的側面。選挙権が18歳に引き下げられ、しっかりとした議論と情報を経…

安倍政権寄生ジャーナリストたち。

『新潮45』は、差別的な言葉のオンパレードで、休刊に追い込まれた。 元々、徹底した取材と原稿の多重チェックで、ジャーナリズム世界の評価を確立してきた新潮社が、なぜ、あんな杉田水脈のような差別的駄文を掲載し、さらにその失態に上塗りするような「記…

ヨーロッパ教会建設の歴史と思想

教会建築は、古代ギリシア・ローマ建築をベースに、初期のバシリカ式と集中式から始まり、前者は、ヴォールト構造という天井をアーチ型にする為に頑丈な壁を必要とすることからほとんど窓のない薄暗い教会建築へ。これがロマネスク建築。ル・トロネ修道院の…

暴力を容認する文化

少し補足です。 学校もスポーツ界も企業も、恐らくは暴力を振るう野蛮な人は随分少なくなったと思います。 でも、肝心なのは、たとえ暴力指導があってもその指導を容認するだろう、絶対服従の文化があるということです。 この文化が、学校及び部活動、スポー…

軍隊的規律と暴力

「教育現場が軍隊になった」 その通りです。 学校は、相変わらず、組織優先、言い換えれば軍隊的規律を温存してます。 例えば運動会。なぜ、一糸乱れぬ入場行進なんてするんでしょうね。あれ、軍隊しかしませんよね。しかも、全校生徒の足並みが揃ってないと…

岡谷美術考古館

最終日、製糸業で一世を風靡した諏訪湖北部の岡谷を訪ねた。 ちょうど岡谷美術考古館で、顔面把手付土器を展示していたので入館。美術館なので、考古資料はついでにくらいに考えていたが、何と、この地域から出土した土器や土偶などがズラーッ展示されていた…

井戸尻考古博物館

昼からは、小淵沢IC近くにある井戸尻考古博物館に行ってきた。 前から言ってきたように、ここの遺跡は、諏訪湖から神奈川にかけての1つの文化圏の中心。今では、井戸尻文化圏とまで言われるほど。 しかもそれは、縄文時代を代表する中期の、しかもその中期…